ノンストップ!梅雨に発症が多い下肢静脈瘤の最新治療と簡単予防法

 

現代は10人にひとり下肢静脈瘤になっているひとがいるそうです。

結構多いですね。

私も予備軍??という血管の盛り上がりがあるので興味津々です。

北青山Dクリニック 阿保義久院長に最新の治療を教えてもらいました。

 

下肢静脈瘤とは

 

本来、血管がない場所に弁が壊れて血液が流れ込み、新たに血管ができてしまう病気。

 

クモの巣状タイプ

毛細血管の弁が壊れて発症する

こぶができるタイプ

太い静脈の弁が壊れて血液が逆流する

 

このタイプはクモの巣が大きくなってこぶになるのではなく、別物の静脈瘤なんだそうです。

加齢によって弁の摩耗により発症するケースが多く、女性がなりやすい病気。

梅雨の時期は気圧が低いために発症することが多くなる。

 

最新レーザー手術

 

今までのレーザー治療

日帰りも可能、保険適用で5~8万円(血管1本)

いままでのレーザー治療は血管内部を焼くため、なかには血管周りのほかの組織にも影響がでて、あとが長く残る場合もありました。

 

最新の治療 2例

 

北青山Dクリニック

レーザーの波長をかえて周りの組織を壊さないのであとも数週間で消えるそうです。

ただ、保険が適用されないので費用は25万円だそうです。

 

 

東京血管外科クリニック

こちらでやっている治療法は、レーザーを断続的に当てて内出血を減らして患者さんへの負担も減るそうです。

術後1週間であとも残らずきれいな皮膚になっています。

この手術も保険適用外で約30万円かかります。

 

どちらの手術も15分たらずで当日に歩いて帰れるというのは、負担がかかりませんね。

 

・スーパーグルー

海外で注目を集めているのが、血管の中に接着剤をいれて周りを押し、血管を閉じる治療法

日本ではまだ承認されてないそうです。

この治療法ができるようになったら、かなり負担がなさそうですね。

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下肢静脈瘤危険度チャック

・脚のむくみが悩み

・就寝中よく脚がつる

・出産経験がある

・長時間同じ体勢で仕事をしている

・肥満体型

・親が下肢静脈瘤を発症

2~3個は注意

4~6個は要注意

 

簡単! 下肢静脈瘤予防法

 

座りながらストレッチ

1 椅子に浅くすわって足を伸ばし、上半身もまっすぐに伸ばして一直線になるようにする

(両手は頭の後ろで支える)

2 足を浮かせてつま先を上げ下げする

10回を1セット、朝晩2回する

 

呼吸法をプラスするとさらに効果がアップします

1 つま先を上げたときに息を吸って、伸ばした時に吐く

脚を浮かせるのはきつい人は、かかとが床についていても可