中高年のかたは、自分が将来認知症になるのかどうか気になります。
日頃の生活習慣で認知症にならないコツがあればぜひ取り入れたいです。
今回は梅沢富美男さんがしっかりと検診を受けたそうです。
医者嫌いの梅沢さんが受診したわけ
昨年、大腸がんで亡くなった俳優の今井雅之さんにがん検診を勧められて見つかった初期の大腸がん。
梅沢さんは、そんな今井さんに命を救われた思いがあるようです。
検診ってなかなか行きませんからね。
梅沢さんは特に、病院が苦手で自分からはすすんで検診には行かないような生活だったようです。
今井さんから教えてもらった検診の大切さで今回は、認知症検診を受けることになったようです。
認知症検査とは?
「見当識」という問診で、ばしぃおや日時などを把握しているかチェック。
自分の年齢はいくつか?
今年は何年か?
今の季節は?
などの質問があります。
この辺りまでは、バリバリ仕事をなさっているひとには物足りないかも?
「遅延再生機能」のチェック
直前に記憶したことを覚えていられるか調べます。
1 3つの言葉を記憶
2 別の課題をやる
3 先ほどの3つの言葉を覚えているか
ここで3つの「さくら・ねこ・電車」の言葉をきいたあとに、テーブルの上に「虫眼鏡・マッチ棒・輪ゴム・えんぴつ・フォーク」が並べられて、いったん下げます。
それでテーブルにあったものを答えてもらいます。
そここでは梅沢さんはフォークをすっかり忘れていて、ちょっと時間が経ってからフォークの存在を思い出しました。
意識していないとうっかりがあるかもしれませんね。
この問題をやってから、先の3つの言葉を言ってもらうと、「ねこ」は出ましたがあとは思い出せませんでした。
自宅の間取り図を描く
視空間機能で風景を覚えているかチェックするそうです。
間取りってわからなくなるもんですね。
以前、西川きよしさんが描かれている図形を書き写すテストをやった時には、立方体の図形が描けなかったそうです。
普段、図を描くことがなかったら衰えていることに気づかないかもしれませんね。
梅沢さんの視空間認知は大丈夫そうです。
スポンサーリンク
梅沢富美男さんの脳の心配事
自覚症状で物の説明で「あれ!あれ!」と言ってしまう。
人の名前が覚えられなくなった。
これはみなさん身に覚えがありますよね。
自宅でチェック視空間認知テスト
自分でもチェックできるテストがあるそうです。
「鏡文字」を書くこと。
文字がさかさまになっている字ですね。
スタジオでは「ぬ」の字の鏡文字を書くことをチェック
結構「ぬ」って難しいですね。
透明のシートに書いてさかさまにしてみます。
ご自宅でやるときは薄い紙に油性ペンで書いて裏から見るとチェックできますね。
こういったテストで脳を使って考えることが大切だそうです。
嗅覚のテスト
認知症になると初期症状で嗅覚も衰えるそうです。
「甘い香り」と「不快なにおい」の二種類をかいでみます。
認知症だと「悪臭」が感知できないそうです。
梅沢さんはニオイチェックは完ぺきにこなせていました。
脳の血流測定
こちらは頭にヘッドギアみたいな装置をつけてたくさんのコードで血流をチェックするので病院で行わないといけませんね。
この装置をつけながら100から2ずつ引き算をしていき、計算をしているときに血流がどうなっているか調べます。
こちらの検査では、梅沢さんが繰り下がるときにちょっと違った数字になってしまい、血流の動きが悪いのが判明。
この「作動機能」が衰えると、買い物で細かいお金を払わずに釣銭がたくさん貯まってしまいます。
梅沢さんの生活習慣
やはり、外食で脂っこいものが多く、お酒の量も多いようですね。
またヘビースモーカーで1日3箱の煙草を吸うそうです。
こういった生活は血圧があがり前頭葉の萎縮につながるそうです。
検査結果
MRIでみると前頭葉の萎縮がみられるそうです。
診断では「アルコール性」の萎縮で、改善はできないそうです。
では、すぐに認知症という診断なのか?というと、認知症に直結する海馬の萎縮はみられなかったので、認知症の病名はつかないそうです。
それでも食生活などの改善をやっていたほうが、これから先の脳にはいいに決まってますね。