ユージさんにバーベキューをやってもらってソレダメ!鑑定してみました。
自分が普段やっていることで、ダメなこと結構ありますよね。
ソレダメな火の起こし方
ユージさんは、新聞紙に火をつけて炭を乗せひたすらうちわで扇いで火をおこしていました。
専門家のかたがチェックするともっと簡単に火をおこす方法があるそうです。
着火材の周りに炭を4本ほど立てかけ、少し炭の間をあけて火をつけると炭に火がつきやすい。
火がついたら、立てかけた上に炭を横にしてふたをするようにする。
この塊を3つほどバーベキューコンロの中に作ると完璧
火をつけてうちわで扇ぎすぎるのもNG
酸素過多で新聞紙がすぐに燃え尽きてしまう
炭に火がついたらうちわで扇ぐ
ユージさんは、火がついた炭をコンロの中で、片方によせて炭のない部分を三分の一ほど空けました。
これはソレマル!な結果でした。
焼きすぎを防いで保温効果もあるゾーンを作れていいそうです。
更に進化した炭の置き方は、コンロの両サイドに炭を置き、まん中をあけて食材を乗せると、両脇から火が通り、脂が下に落ちたときに火がないので炎や煙が出ない。
ユージさんが網をおいて、手をかざし「ミシシッピ、ツーミシシッピ、スリーミシシッピ」といい始めました。
ユージさん曰く、そう言って手がどれぐらいかざせるかで火力を調べるというのですが、専門家に言わせると、やけどの危険性があるのでダメだそうです。
安全に火力を調べる方法
バーベキューセットに鉄板を1分ほど置き、水を数滴たらして蒸発の仕方で温度を計るのがいいそうです。
100℃なら、水が少しずつ蒸発⇒炭を足す
200℃なら、勢いよく蒸発⇒これが焼く合図です
250℃なら、小さな水玉が弾けるように蒸発⇒熱すぎなので炭を減らす
食材の焼き方
ユージさんは、網の上に肉をおいて焼き、焼きすぎる前に保温ゾーンに移動します。
みなさんで沢山食べ始めてどんどん肉を焼いて、何度も肉をひっくり返しています。
何度もひっくり返すのはダメです!
肉は網から離した瞬間に熱が逃げて余計に焼きあがる時間がかかってしまう。
片面をしっかりやく、少し端をめくって焼き加減をチェック、焼けていたらひっくり返す。
ちら見で確認が大事なんですね。
大きなブロック肉の焼き方
ユージさんは大きな肉を何回も転がしながら焼き、最後はアルミホイルに包んで30分余熱で温める。
このやり方も、動かしすぎだということです。
美味しいブロック肉の焼き方
1 肉の表面の血をふき取る
2 塩・こしょう・ローズマリーで下味をつけて網にのせる
3 両サイド以外の4面をじっくり焼く
4 しっかり焦げ目がついたらひっくり返す
5 焼いていない2面に焼き色がついてきたら火が通った目安
6 雑菌を防ぐために、焼いていなかった2面も軽く焼く
7 焼けたらアルミホイルに包み、保温ゾーンに20分ほど置く
この焼き方だとしっかり焼けて、美味しいローストビーフになるそうです。
風が強くなったときの立ち位置
風下に立って焼いていると、風が強くなったときに風上に移動するのはソレダメ!
自分たちの身体で風除けにして焼いたほうがいいのではないか?と思いますよね。
風上に立ったほうが身体の横を通った風が目の前で巻き込んで自分のほうに、煙が来てしまうそうです。
そんな場合には、風に対して斜めに立つとよいそうです。
紙皿が飛ばされたり、シートがめくれるのを防ぐ方法
テーブルの上に水をたらし、紙皿を乗せると密着して飛ばない。
レジャーシートの端の5~6cmのところに輪ゴムを縛り端を内側に入れると、めくれあがりにくくなる。
※シートの四隅をやる
焼きマシュマロの作り方
1 炭でマシュマロの表面を焼いていく
2 全体に焼き色がついたら炭からはずす
3 マシュマロが冷めてから表面を持って引っ張ると、脱皮したように一皮むけます
あとのマシュマロは、また焼けばう焼きたてマシュマロができあがります
片付けの注意
炭の火消しに水をかけるのは絶対にやっちゃダメ!
高温の水蒸気が自分のほうにきて大やけどをおう可能性があります
金属製のバケツに水をはり、1本ずつゆっくりと炭を入れていく