でんじろう先生の科学を使ったマジック最新作
種明かし付きです!
一瞬で色がかわる不思議な水
みっつの瓶に入った水の前に、塚田 僚一さん、板野友美さん、久本雅美さんが立ってそれぞれ好きな色を言います。
塚田さんは黄色、板野さんはピンク、久本さんhが紫。
瓶に蓋をしてでんじろう先生がパワーを送ってそれぞれが瓶を振ると、さきほど言った色に変化しました。
それをカクテルグラスに注ぐと透明な水に変わってしまいました。
種明かし
アルカリ性の液体を瓶にいれて、蓋のほうにアルカリ性に反応して色が出る指示薬が染み込ませてあります。
カクテルグラスにはレモンがついていて、レモン汁がグラスの内側に付着しているために弱アルカリ性の液体は、レモンの酸性で中和されて透明に戻りました。
液体マジック
オレンジ色の液体と透明の液体を混ぜ合わせると、光り輝く液体に変化。
酸化液と蛍光液の化学反応がなせる業だそうです。
ライブで使う蛍光ライトも折って二種類の液体を混ぜることで発光させているそうです。
KiLa さんは得意のコインマジックです。
コインの瞬間移動
テーブルの上にコインが四枚横に並んでいます。
河合 郁人さんの手のひらに1枚コインを手のひらに置きます。
残った3枚のコインは KiLa の右手のひらに。
その3枚が一瞬で2枚になるといいます。
KiLa さんの右手にコインが3枚、河合さんのコインが乗った右手に KiLa さん の右手を重ね合わせます。
KiLa さんは手のひらを見せながらコインをゆすっただけであっという間に2枚になりました。
そして、右手を開けてみると、河合さんの手のひらからはコインが2枚出て来ました。
手を握るわけでもなく見せながらゆするだけでどうしてなくなるのでしょうね。
じっくり観ていたのですがぜんぜん判りませんでした。
2人同時にコインマジック
今度は、久本さんと板野さんを目の前にして板野さんの右手に4枚のコインを乗せます。
しっかりと4枚数えて見えるようにしています。
この段階で、 KiLa さんはもうコインには触れません。と宣言!
そのまま板野さんは手を握り締めます。
そこへ久本さんは、板野さんの握った手を上下から挟むようにしてしっかり握り締めます。
更に板野さんが空いている左手を一番上に乗せて押さえ込みます。
KiLa さん が指を鳴らすと、板野さんの1番上の左手をよけるとコインが1枚現れました。
板野さんが手を開くと3枚のコインが現れました。
KiLa さんはぜんぜん触っていないのに、いつの間に~移動したのでしょう?
誕生日とカードの融合
久本さんに誕生日を尋ねます。
昭和33年7月9日(さんざんなく…だそうです。笑)
カードの中から1枚引いてもらいます。
出たカードの数字で明日からの1年のラッキー度が判る KiLa のカード占いだそうです。
カードを切っているときに声掛けをして1枚選んでもらいます。
裏のまま久本さんの前へ。
ここで KiLa さんが出したのはご自分の手帳、日付のところにカードのマークと数字が1日にひとつの組み合わせだけ書いてあります。
自分の誕生日に数字が近ければちかいほどラッキーです。という占いだということです。
ここで久本さんに手帳のカレンダーを確認してもらい、7月9日に「ハートの6」という書き込みを見ました。
テーブルに伏せてあったカードをめくると「ハートの6」でした。
そのカードにマジックで「雅美」としっかりと書きました。
カードを使ったお話しが始まるそうです。
バーテンダーのイサムという話。
トランプカードと数字の語呂あわせでお話が出来上がるそうです。
KiLa さんはお話をしながらカードを切っていきます。
イサムが勤めるお店は暇な店でした。
ある日、ドアがぱっと開いてキングのような顔をした男が4人入って来ました。
(ここで積んであったカードを開くとキングの4枚のカードが出現)
男たちはバーテンにお酒を作ってくれと注文します。
(キングのカードは横に避けました)
さらにカードを切りながら、バーテンダーが作ったお酒は「ジャックローズ」というお酒でした。
ここで2分割したカードから取り出したのは、ジャックが4枚。
男はお酒を飲んでいつものジャックローズと少し味が違うが、隠し味になにか入れたのかと尋ねます。
バーテンは内緒!といい(テーブルに出したカードは7 1 4【ないしょ】)
男は気に入って10$のチップをバーテンに差し出しました。
( KiLa さんが弾いてだしたカードはスペードの10)
男は隣に座っている男にも一緒に飲もうと声をかけます。
いい男だが独り身かい?と聞くと、去年22歳で結婚して妻がいます。
(カードの束からは2のカードが2枚続けて出ました)
子どもが生まれるという男に10$のお祝いをあげました。
(また手で弾いただけでダイヤの10が出てきました)
男はいままで名づけをしてきたといいます。
男は34人、女は58人も名づけてきた。
(ここでスペードの3と4、ダイヤの5と8のカードを出す)
そのうちロイヤルファミリーのプリンセスに4人もなっているので任せない。と意気揚々。
(クイーンの4枚のカード)
子どもができ不安になる男にアドバイスを送る。
愛情が1番!(ハートのエース)
若い男の携帯がなり、子どもが生まれたという。
ここから近いのか聞くと、ここから自転車で31分。
(自転車にまたがったジョーカーと、3と1のカード)
タクシーですぐに行くようにと10$を渡した。
(クローバーの10)
若い男は店を出ていき、残された男とバーテンだけになりました。
男はバーテンにさっきの客はよく来るか尋ねます。
週に一度はくると聞くと、男はメモを渡しておいてくれと頼みました。
子どもの名前をおもいついた、7月9日に生まれた子に雅美という名前をつけるといいだろう。
(7と9のカードと先ほど久本さんが名前を書いたカードでフィニッシュ)
ちょうど手持ちにカードがなくなりました。
手さばきもすばやくて華麗でしたが、お話しの流れもスムーズで、こんなマジックもあるのですね。