「マジック世界一決定戦キングオブマジック 禁断生放送!世界の王者が激突」
Mr.マリックがこのマジシャンの見所を解説。
メイガス・ユートピア オランダ代表
事前にMr.マリックさんが土田晃之さん相手にコインの移動マジックをしましたが、こちらも言わずと華麗な手さばきで目の前でコインが移動して消えてもぜんぜんわかりませんでした。
そのコインの変わりに、人間をそのすばやさで消えてしまうマジックをやってしまうのが メイガス・ユートピア。
瞬き厳禁!と言われて、瞬きせずに見ていましたが、種明かしの欠片もわからず。
怪しい!と思えるところさえなかったです。
会場の審査結果は73点
ザビエ・モルティメール アメリカ代表
ラスベガスのステージに出ているザビエは、終始エンターテイナーの顔で軽快なショーで楽しませてくれました。
単に「マジック」だけでなくパントマイムの要素も取り入れて老若男女が楽しめるステージでした。
会場の審査結果は76点
原 大樹(はらひろき) 日本代表
マジックという感じではなかったですね。
うまく「映像」を融合させたショーというステージでした。
テレビの画面を通したのと、ライブで実際に目の前で見るのとはずいぶんと感じ方が違いのではないのかな?と思いました。
派手な演出はないものの、音楽も和やかな日本的な演出でした。
会場の審査結果は65点
ホレット・ウー 台湾代表
カードマジックの革命。
ジャンボカードを使ったマジックですね。デフォルトのカードサイズなら通用する種も大きいと使えないということですよね。
無言でマジックが進みますが、置いてあったカードがめくった瞬間に他のカードに替わっているので、説明不要ですね。
瞬き厳禁ということですが、カードの絵を見せながら右手から左手にそのまま移動した瞬間にカードの絵が変わっているので、もちろん瞬きしていませんが判りません。^_^;
録画でなくライブなので誤魔化しようがないですよね。
やはり、カードマジックは手元だけで派手さはないものの、凄さが伝わりますね。
会場の審査結果は91点
ヴラッドレン ウクライナ代表
マジックで使う輪(チャイナリング)を手を使わずしてやるといいます。
いきなりステージでは「手」ではなく、足の指からカードを次々と出します。
人間って鍛錬すると足でマジックが出来るのですね。
しかも、二人三脚で演じていたようですね。
椅子の中に入っていた女性が最初の足マジックをやっていたのかな?と思うのですが。
それを考えるとすごいですね。
会場の審査結果は75点
ミルコ アルゼンチン代表
この番組のために作ったマジックだそうです。
タブレットを使ったマジックなんて現代的ですね。
ステージ上に置いたタブレットの中からストローを出して、そのストローを使ってシャボン玉を作り出し、あっという間にシャボン玉が透明のボールに替わってしまいます。
タブレットの中に映っている女性とのやり取りも不思議な感じですね。
会場の審査結果は86点
ミス カタリン ハンガリー代表
Mr.マリックさんが1番美人のマジシャンとおっしゃっていました。
手袋の色が次々に変わっていくマジックはオリジナルだそうです。
足が長くてステージ栄えするプロポーションですね。
手元を見ていないとうっかり見落としそうです。
最後は扇で上半身を隠してあっという間に、髪の毛の色と衣装を変えるというマジックで締めました。
会場の審査結果は70点
ふじいあきら 日本代表
口からたくさんカードを出すマジックをやるかたですよね。
ふじいさんは、普通のゲームに使うトランプでマジックをする、Mr.マリックさんに言わせると「職人」だということです。マリックさんのアシスタントをしていた時期があるのですね。
1番近くで見ていたマリックさんの言葉は的を得ているでしょうね。
審査員のかたをステージ上のテーブルのすぐ前まで呼んでマジックの開始です。
1枚選んでもらったカードを表が見える状態でカードの束の下から二枚目に入れて、3分の2ほど見える状態で息を吹きかけて、だんだん上に上ってくるマジックはどうやるのでしょうか?
カードが少し見えているのに上ってくるのは不思議ですね。
ぜひ、間近で観てみたいものです。
会場の審査結果は91点
ホレット・ウー さんと同点になってしまいましたね。
特別審査員による再審査になります。
同じトランプマジック同士ですね。
ここで、ふじいあきらさんが選ばれました。
マキシム・ミネルベ フランス代表
マジックの町で生まれたそうです。
世界一の高速変身のマジックとは?
ステージで軽快な音楽に合わせながら次々とコスチュームが変わっていきます。
途中では、衣装だけでなくメイクも変わります。
マジック用の衣装とはいえ、ドレスなど変えるのは大変ですし、速さがすごいですね。
ワンステージのうち17回の衣装替えでした。
会場の審査結果は81点
初代 キングオブマジック はふじいあきらさん
賞金は7,010,000円でした。
番組を通して感じたのは、イリュージョンの派手なマジックもすごいな~と思いますが、カードマジックのお2人が競って優勝決定したのは、そのほうがマジックの元来の姿が進化したようで感動しましたね。
オリジナルマジックでどこまで魅せられるかというのが今後も注目したいですね。