昔からの七段飾りの雛人形は見かけなくなってきましたね。
今注目されている創作人形師の後藤由香子さんの作品がとても素敵で斬新です。
ゴスロリ雛っていうのもあるのですね。時代を感じます。
新しさのデザインの中に伝統を生かしつつ、いままでにないお雛様ですね。
後藤さんは元局の女子アナだったのですね。
全体の色合いは、いままで見たことのない配色で驚きのデザインですね。
これまでの人形職人さんたちからは沢山の反発があったようで、それを乗り越えて新たな雛人形の世界を作り出したそうです。
今年の雛人形はGOTHIC(ゴシック)をデザインしたお人形もあったようで、色は黒というだけで驚きですね。
ゴスロリのお雛様なんてなかったですものね。
顔立ちも現代風といった感じでしょうか。
後藤さん曰く、形を変えても心を伝えて行きたい。
その信念でデザインされているそうです。
節句人形工芸師
ひとつの作品を造り上げるのに50人ぐらいの職人さんが関わるそうです。
デザインから50のパーツを書き起こしてミリ単位の設計図を作ることから始まるそうです。
そうして、人形の顔を描く面相師、髪の毛を結いあげる結髪師と各職人が自分の仕事の分担で造り上げていくそうです。
後藤さんのご実家は人形師のお宅なんですね。
由香子さんが三代目にあたるそうです。
自社の社員からも反対があるほど斬新過ぎたようですが、世界に認められてしだいに国内でも認められていったそうです。
これからも更に創作に磨きをかけていきそうですね。
地元の岐阜県各務原市のふるさと納税では、50万円の納税をしたかたには後藤人形が選べます。
後藤人形
住所:岐阜県岐阜市大柳町2丁目33