茨城県東茨城郡にある「クリーンショップヨコクラ」でクリーニング業を営んでいる横倉靖幸さん
横倉さんが開発した「魔法水」で洋服がよみがえる。
全国各地から染み抜きの洋服が送られてくるというから驚きです。
中にはしみ抜きだけではなく、日焼けで色が抜けてしまったカシミヤのセーターの色も戻してしまいます。
どういうやり方なのか??と興味津々でみていると、緑色のセーターの色が抜けてうっすらと黄色がかっています。
そこへ青色の染料を吹き付けると2分で元通りの鮮やかな緑色に戻ってしまいました。
届いている汚れた洋服も、襟元が汚れと色が抜けてくたびれた感じの洋服が多いですね。
しみひとつでも、かなり濃いしみの服ばかりです。
さすがに、最後の染み抜きの駆け込み寺と言われるだけありますね。
普通のクリーニング屋さんなら綺麗にできないものばかりです。
今回は芸能人のお宅に伺って汚れを取りまくる企画だそうです。
魔法水の作りかた
重曹小さじ3
衣類用酸素系液体漂白剤小さじ3
食器用中性洗剤3滴
この材料を軽く混ぜて出来上がり
混ぜすぎ厳禁
混ぜすぎてしまうとただの水になってしまうそうです。
◆マイケル富岡さん宅
白で統一された素敵なお宅ですね。
ペットのわんちゃんが汚してしまったブランケットの汚れが悩みだそうです。
マイケル富岡さんのお宅の汚れも魔法水を歯ブラシにとって軽くたたくようになじませただけで汚れが取れてしまいました。
魔法水を使ったあとは、洗濯機で丸洗いですすぎます。
次に挑戦したのは、タオルについてしまったマスカラなどの汚れ。
マスカラ汚れには、クレンジングオイルと男性用スクラブ洗顔料
スクラブでマスカラを取り除けます。
男性用がいいのは、スクラブの粒が大きいからだそうです。
汚れた面を下にして、クレンジングオイルを汚れ部分にかけていく
歯ブラシでとんとん軽く叩く
男性用スクラブ洗顔料を直接汚れに指でこすりつける
あとは水ですすげば完了です。
他のメイク汚れでも同じように落とせます。
◆佐藤弘道さん宅
弘道お兄さんは綺麗好きで有名ですよね。
タオルも一度使ったらすぐに洗濯するとか…
そんな弘道お兄さんのお宅で困った汚れがあるのでしょうか?
ご夫婦で洗濯の仕方が違うので、どちらが正しいか横倉さんにジャッジしてほしいそうです。
まずは、手洗いをしたあとのタオルの使いかた
夫 一度使ったタオルはすぐに洗濯機に入れる
妻 一枚のタオルを1日使う
これは、奥さまの使い方のほうがタオルかけに掛けておいて乾くので、そのほうが良いということです。
ご主人のやり方は、濡れたままのタオルが重なり合ってしまうので雑菌が繁殖しやすくなってしまうということです。
次は洗濯ネットの使い方
弘道お兄さんのお宅は洗濯ネットが30枚ほど出て来ました。
夫 服を裏返してひとつひとつネットに入れる
妻 デリケートなものだけひとつのネットに入れる
横倉さんのジャッジはどちらもダメだそうです。^_^;
ドラム式の洗濯機だとネットに入れると叩き洗いが出来ずに汚れが落ちづらい。
奥さまのやり方だとネットの中に詰まっているので洗いムラが出来てしまうことがあるということです。
※ネットをうまく使う洗いかたは、洗濯物より大き目のネットに一枚だけ入れるとネットの中で服が動いて汚れが落ちやすい。
柔軟剤の使い方
夫 1杯
妻 洗濯を始めるときに直接、洗濯物にも柔軟剤をかけて、なおかつ柔軟剤を多めに入れる
柔軟剤を直接入れると、洗剤が先に柔軟剤を落としてしまい、汚れを落とすまでいかない。
柔軟剤の入れすぎは、ふわふわ効果が低下して汗や水の吸収が悪くなる。
やはり、適正が大事なんですね。
泥汚れの落とし方
いきなり濡らさない!自然乾燥させる。
最初は叩き落す!
男性用スクラブ洗顔料を直接泥に塗っていき、すすげば完了。
油性マジックの落とし方
汚れを下にして消毒用アルコールジェルを塗り歯ブラシで叩く
アルコールがインクを溶かし落とすそうです。
油性マジックも落とせるんですね。びっくりです!
こうしてみると、落とせない汚れはないんですね。
まさに横倉さんはクリーニングの神様でした。
これからは、魔法水でしみ抜きしてみますね。