めざましテレビ もったいない!食品廃棄を減らす方法

最近ニュースでも取り上げられている業者による食品廃棄の不正出荷。

年間に廃棄される食品についてめざましテレビのココ調で取り上げていました。

 

とても興味深かったと同時に、もっと家庭でも意識して食品の廃棄について考えないといけないですね。

年間どれぐらいの食品廃棄物があるの?

 

国内で年間食品廃棄物は約2800万トン

そのうち食品関連事業者が廃棄するのは、1916万トン

一般家庭から廃棄されるのは、885万トン

 

この数字、凄いですね。

約3分の1の廃棄物は、家庭からなんです。

その廃棄の内容は、やはり賞味期間切れで捨ててしまう。という理由がダントツです。

番組ではいろいろなご家庭に伺って冷蔵庫の中身をチェック。

それに合わせて、賞味期限切れにしない方法をアドバイスしていました。

消費期限と賞味期限の違い

私が子どもの頃は食品に消費期限の日にちの表記があった覚えがありませんが、昔は買ってきてすぐに消費していたので、あまり問題がなかったのかもしれませんね。

いまは加工技術も進歩して、思ったより期限まであったり冷蔵庫の性能が良いので、みなさん過信してしまって冷蔵庫で眠らせるのかもしれないですね。

 

■食品の消費期限とは

品質の劣化の早い食べ物に表示。

期限内に食べることを推奨されている。

お弁当、パンなど

 

■食品の賞味期限とは

食品を美味しく食べられる期限。

品質劣化が比較的遅い食品に表示。

レトルト食品、缶詰、ポテトチップスなどのお菓子。

 

消費期限と賞味期限の意味もごっちゃになっている人も多いかもしれません。

 

期限が切れてしまう食品あるある どう保存したら良い?

まずは、廃棄率№1の調味料

あります!あります!

ドレッシングなどは、開封して使い始めてから微妙に残って冷蔵庫の棚に鎮座しています。

同じ味のドレッシングを使っていると、ちょっと味に飽きてしまったりしますよね。

■ドレッシングなどはサラダ以外の肉料理の調味料としても使える

(我が家もこの方式でなるべく使い切るようにしています。野菜いためにも最後はドレッシングで味付けするといいですよ。加熱されると酸味も飛ぶので、塩コショウとは違って新たな発見もあります)

 

バター・マーガリンなどの調味料を無駄なく使い切るには?

■小分けにしてラップで包み、保存バックに入れて冷凍保存。

そのご家庭によって良く使う調味料があると思いますが、うちではバターは最初から小分けになっているタイプのものを買っています。

大きなものを買うと必ず余ってしまうので。^_^;

マーガリンも賞味期限内に残る代表格ですね。

すべて冷蔵庫で保管しないで、冷凍庫も上手に使って保存したいですね。

でも、ここで注意!

 

冷凍庫保存なら大丈夫?

賞味期限が切れそうだから、冷凍庫に入れておこう!(ついついやっちゃいます^_^;)

それも気をつけないといけません。

冷凍でも賞味期限が過ぎると油が酸化して、風味が落ち美味しくありません。

冷凍食品は目安で2~3週間で使い切る

余ったお惣菜なども密封パックに入れて冷凍で保存しておくほうがいいですが、自宅で冷凍したものも最初から冷凍食品として買ってきた食材も期限を守って、適切に使い切る。という心構えが大事ですね。

■冷凍技ワンポイント

買ってきた食材(肉や魚など)を冷凍する場合には、ひとつひとつラップで包んでなるべく空気に触れさせないこと。・

それをフリーザーパックに入れて保存したほうがより新鮮さを保てます。

買ってきたパックのまま冷凍すると風味が落ちてしまいますよ。

我が家で冷凍する食材は、簡単にお弁当に使える自宅冷凍食品。

■ひき肉の炒め物は冷凍保存で使い勝手万能

レシピ (って言うほどのもんでもない)

あいびきのひき肉、玉ねぎのみじん切り、ニンジンのみじん切り
(量はそれぞれオムレツの中身に入れるバランスで。←やっぱりおおざっぱ)

普通に材料をすべて炒めて、味付けは塩コショウ適宜、隠し味程度にお醤油少々。

お弁当用のオムレツを作る分は、ラップで小分けしてフリーザーパックに入れます。

その他、余った分は同じくフリーザーパックに入れて空気を抜き板状にして冷凍。

小分けした分は、使うときに少しレンジで解凍して卵一個分のオムレツに使うとちょうどお弁当に入れるオムレツの

大きさになります。

板状にした分は、冷凍庫から出すと、手で割れるので使いたいときに必要な分だけ割って使えます。

こちらのほうは、ジャージャー麺もどきを作るときに、このひき肉ネタに豆板醤(とうばんじゃん)や甜麺醤(てんめんじゃん)を加えてネタを作ったりします。

あとは、解凍したひき肉ネタに食べるラー油を混ぜて、ゆで上げたうどんの上にトッピング。

そこへレタスやキュウリの千切りなどを加えて、ピリ辛うどんサラダなどにも使います。

お子さん用には、ラー油抜きに出来るので元のネタにあまり強い味付けをしていないほうがアレンジが利きます。

 


日本のもったない事情

 

最初に日本の一般家庭で年間廃棄される食品の量を885万tとお伝えしましたが、世界全体の年間食料援助量ってどれぐらいだと思いますか?

時々ニュースで見かけますね。

食糧難で食品を支援した。と…

こちらの量は年間約400万tです。

そう、日本ではその倍の量を家庭から廃棄しているのです。

私たちが廃棄しているものは、お金を出して買っている分も多いですよね。

そんな無駄をなくせば、もっと困っている人たちに支援ができるのでは?と思ってしまいました。

今年は、食品廃棄を少なく!を目標に頑張ります。