大根おろしが苦手なひとって、あの独特の辛み成分がいやだな~という理由が多いですね。
お店で買ってきた大根が悪いのか?
はたまた自分の下ろし方が悪いのか?
良く言われているのが、大根の先端部分は辛みがあって、首のほうが甘いとされています。
私もなるべ~く大根おろしにするなら首のほうを残しておいてやったりします。
大根おろしは生のままで食べるレシピが多いので、辛みが強すぎるとせっかく作った料理の味が台無しに!
(そう、ここは大根おろしのせいにしちゃいましょ)
大根おろしが辛くなる原因
美味しいおろしを作るには、まず敵を知らないと!
(敵じゃありません)
奥さま、おろす時に大根をどう切ります?
バーーーンと輪切りに!
はい、そこからブッブッーーーーー
大根の繊維は縦に通っているので、それを輪切りにしてしまうと繊維を絶ち切ってしまいます。
ましてや、その輪切りにしたままゴリゴリおろすなんてもってのほか!
おろせばおろすほど、更に細胞を破壊してアリルイソチオシアネードという辛み成分が大量発生!
アリルイソチオシアネード、初めて聞きました。(赤字にすると更に辛そう)
新しいジェットコースターの名前ですか?
たぶん、この先の人生で口に出して言うことは皆無と思われる成分が辛みの親玉だったんですよ。
どうしたら美味しい大根おろしが作れるの?
そう、やれ輪切りがダメなんだ!とか、そんな持ち方じゃ!とか、そもそも見切り品の大根だからじゃない?とか
え?後半は言ってない?
はい、お待たせしました。
メモぶたのイラスト図解です。
勝手にBGMは、キューピー三分クッキング流してくださいね♪
まずは、大根を15センチぐらいに縦長に切ります。
それを薪割りの要領で縦に四等分!(料理で薪割りってレミさんも言わないわね)
そのひとつの中心の角からおろします。
おろしていくと、あら~ら不思議。
皮だけが残って、美味しい辛みのない大根おろしの出来上がりです。
この方法だと、あらかじめ皮をむかなくていいので楽ですね。
今夜は大根おろしを使った料理はどうでしょうか?
個人的には、から揚げに大根おろしがけが好きです。
辛みがないとなめこのおろし和えなんかもいいですね。
この技で、みなさんのお宅の食卓がなごやかなムードになることを願っています。
(我が家はおろしメニューの時は、辛いだの、大根おろしはこんなもんだ。だの喧々諤々になります。ハハハ)